いきなり売却の話をしない
親世代に不動産の整理を提案するとき、いきなり売却や相続の話をすると防御的になりやすいものです。まずは管理の負担、空き家リスク、将来の手続き負担など、暮らしの延長で話題を出すほうが受け止められやすくなります。
本人の安心と家族の安心を分けて考える
親本人が気にしているのは、資産価値より「今の生活が不安定にならないか」という点であることが少なくありません。一方で子ども世代は、相続後の管理や処分を心配しています。この視点差を埋めることが、相談の役割です。
早く決めるより、早く共有する
結論を急ぐより、情報を早く共有することのほうが重要です。名義、借入、固定資産税、修繕履歴などが見えるだけでも、将来の負担は大きく減ります。終活相談は、決断の場というより準備の場と考えるとうまく進みます。